| SAMTAIME's profile真夏の夜PhotosBlogLists | Help |
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March 21 感動焼肉のおいしいところがある。とはいっても、それは大きな焼肉屋さんというわけではなく、とにかくおいしい。薄暗い道端で屋台をひとつ出すぐらいの形。焼いているおじさんもそんなに目立たない方ではなく、団扇を使いながら火をコントロールするその姿が頭に焼きつく。いわば、ごくありふれた露店に過ぎないが、おいしいと言うことは保証済み。どうしてそんなにもおいしいのかと不思議に思うぐらい。夜中ちょっと口がさびしかったりするとき、どこよりもあそこを思い出す。
場所は六里橋の西貝のすぐ横の道。広告みたいになるが、それは本当にそういうわけではない。自分がいいと思うもの、おいしいと思う店をつい人に紹介してしまうタイプだから。最近見た寸劇にも、自分が感動したことを、その感動を、自分の周りの人、好きな人にも感じてもらいたいという人生の岐路に立った女性の話だった。
玄関からというキーワードだった。いつも裏口から出退勤するこの女性は、仕事の最終日に孤独に退社。いつものように裏口から出ようとしていると、警備員のおじさんから、最後の日ぐらいは、裏口じゃなくて、玄関から堂々と出て行ってくださいと言われて、サプライズだった。おじさんはいつも自分の成長する姿を見守ってくれていたのだ…
落ち込んだりするときは、誰にもある。そんなときに、ふとした言葉で、ふとしたしぐさで、ずいぶん元気付いてくることは、十分ある。小さなことが大きな感動につながる。
March 05 ときめく夜遅く遅くまで翻訳の仕事をやっていた。エクセルの原文で、これはなかなかややこしくて、見過ごしてしまう箇所がどんどん後から追加されてくる。締め切りもどんどん破られてしまった。向こうの人がこちらに電話をかけて不通になったときに、どんな顔をしていたのか、想像に難くない。だけど、眠かった。本当は。
そういえば、夕方の帰りに、トヨタの新車、プリウスを目撃。一時的に追跡しようとともした。なかなかクールなボディーラインだった。ハイブリッドカーとあって、欧米では環境車の典型ともされてきた。中国で市販されているが、割高な値段でたくさんの愛車族が締め出されているようだ。30万元になんなんとする価格は、コストパフォーマンスを低くしている。環境にやさしいという意識がないとはいえないが、そんな高価な代価を払ってまで環境事業に手を貸そうとする人は、さすがに珍しい存在だ。
それでも、北京の町では、ちょこちょこ姿を出すこの車。買っている人がいるわけだ。なにしろ、人口大国の中国でもあるから、いろいろなセンスの持ち主が見られる。その車を見ると、目がきらきら光る。心がときめくというのは、まさにそういう気持ちだと改めて分かった。 March 03 田舎モノ分かりやすく書いてくれというご注文があったのだ。実はそれも初めてではなく、何人にも何回も言われたことだ。それがいまだに実現できていない。なぜなら、勇気がないのかもしれない。派手な生活がほしい。心のどこかでそんな願いが秘められているに違いない。が、それ以上に、派手な内心生活をしているのかもしれない。それも内省的な性格に由来しているモノだと思う。それでも、もっと大切なことが別のところにある。一から十まで見せたくないという願望が常にお前進んでいけという思いを圧倒してし、いつも大きな影を落として、すべてを領有してしまっているように思われる。
十数年間もずっと一人でやってきたことと無関係なものではない。大都市などの出身ではない。したがって、野放しで育ってきた。進学といい、就職といい、100%自己責任で決めていた。助言をしてくれた人もあまりいない。両親もインテリアじゃないし、親戚の中にも助言してくれるだけの方がいなくて、何でも前向きにやっていた。先に何が待ち受けているかさっぱり分からない。分かるはずがない。だからこそ、前向きにやっていかなければならない。最初から落ち込んでいれば、長続きはしない。努力も、気持ちも。
こういう意味で、田舎に生まれてよかったといつもほっとしていた。もし、北京や上海などの大都市の家に生まれていたらと思うと、想像ができない。この間久しぶりに会った北京の友達は、親が私生活に干渉しすぎていると今までずっと頭を悩ましてきている。お見合いの相手から、掃除の仕方までいちいち指令を出されている。友達はもう立派な大人なのに。いったい誰のために生きているのかと腹を立ててしまうときもあるが、親を前にしてあえて言えずにいる。
青空の青さを見ても、あまり動じないのは、なぜだろう。 |
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